環境
当社は、気候変動が、世界共通の重要な課題かつ中長期のリスクであると認識しており、「環境保護と持続可能な社会への貢献」を企業行動倫理規範の一つとして設け、環境に配慮して事業を推進しています。また、脱炭素社会に向けて、環境性能が高くレジリエントな(災害に強い) 物件の開発・運用など、環境価値の共創に積極的に取り組みます。
GHG排出削減の取り組み
全社
- 環境保全に対する従業員の意識向上を図っています。
- 自社のGHG(温室効果ガス)排出量の把握と排出削減に向けた取り組みを推進しています。
物流事業
- 冷凍冷蔵倉庫を開発する際、代替フロンよりも地球温暖化係数(GWP)の低い自然冷媒(イソブタン、プロパン等)を使用した設備を採用しています。
GHG 排出量
GHG排出量 | 2025年8月期 |
|---|---|
| Scope1 | 239.09 t-CO2 |
| Scope2 | 3,097.30 t-CO2 |
| Scope3 | 474,221.30 t-CO2 |
- 算定対象:当社単体
- 算定基準:GHGプロトコル(国際基準)に基づく算定
Scope1:燃料の燃焼による排出
Scope2:電気・熱の使用による排出
Scope3:サプライチェーンを通じた間接排出
なお、Scope2については、マーケット基準の数値を記載しています。
省エネルギー・省資源の取り組み
物流事業
- 冷凍冷蔵倉庫においては、環境に配慮し、屋上に太陽光発電設備を設置することで、再生可能エネルギーを活用しています。
ホテル事業
- 連泊の場合の、リネン・タオル交換や清掃頻度をおさえ、清掃にかかるエネルギーや資源を抑制しています。
- 必要なアメニティのみを選ぶことができるアメニティバーの設置や詰め替え式シャンプーなどの導入により省資源化に努めています。
- チェックイン・チェックアウト書類の電子化等による省資源を推進しています。
水再利用・緑化の推進
物流事業
- 冷凍冷蔵倉庫等の施設周辺の緑化に取り組んでいます。
ホテル事業
- プールの水を清掃や植栽への潅水へ再利用しています。
- 館内に多様な植栽を行い、緑化に努めています。

屋上への太陽光発電施設の設置(LOGI FLAG TECH所沢Ⅰ)

認証取得方針
当社では、当社が企画立案・開発推進した物流施設において、新築時にCASBEE(建築環境総合性能評価システム)-建築(新築)「Aランク」またはDBJ Green Building認証「4つ星」以上の認証を取得する方針としています。
認証取得状況
物件名 | CASBEE-建築(新築)* | BELS/ZEB |
|---|---|---|
| LOGI FLAG COLD 船橋 I | A |
|
| LOGI FLAG COLD 市川 I | A |
|
| LOGI FLAG COLD 横浜港北 I | A |
|
| LOGI FLAG Fresh 京都I | A |
|
| LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀I | A |
|
| LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉I | A | ★★★★★/ZEB Ready |
| LOGI FLAG COLD 厚木 I | A |
|
| LOGI FLAG TECH 所沢 I | A | ★★★★★/ZEB Ready |
| LOGI FLAG TECH 八戸 I | A |
|
| LOGI FLAG COLD 大阪茨木 I | A |
|
- いずれもCASBEE-建築(新築)の取得実績であり、新築時に取得し有効期限満了したものについても取得実績として掲載しています。
CASBEE(建築環境総合性能評価システム)
CASBEE(建築環境総合性能評価システム)とは、建築物を環境性能で評価し格付けする手法です。省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価します。CASBEEの開発・運営は、国土交通省主導の下に、一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)を中心として行われています。 CASBEE認証の詳細については、こちらをご覧ください。
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)・
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)とは、2014年に一般社団法人住宅性能評価・表示協会により開始された、建築物の省エネルギー性能の表示制度です。BEI (基準一次エネルギー消費量に対する設計一次エネルギー消費量の割合)の値によって星の数で5段階評価が行われ、性能が良いほど星の数が増えていきます。 BELSの詳細については、こちらをご覧ください。
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物で、BELSの評価と同様にBEIで評価されます。ZEBの基準を満たしている場合、BELSの星表示に加え、「ZEB」「Nearly ZEB」「ZEB Ready」の表示をすることもできます。 ZEBの詳細については、こちらをご覧ください。
当社は、2022年9月にグリーンローンフレームワークおよびソーシャルローンフレームワークを策定し、それぞれ、格付投資情報センター(R&I)から、「グリーンローン原則」および「ソーシャルローン原則」に適合している旨のセカンドオピニオンを取得しています。
また、2023年3月には、サステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークを策定し、国際資本市場協会(ICMA)のサステナビリティ・リンク・ボンド原則(2020)、国際ローン市場協会(LMA)のサステナビリティ・リンク・ローン原則(2023)、および環境省のサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022年版ならびにサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022 年版に適合していることについて第三者評価をR&I社から取得いたしました。
今後、本フレームワークを活用したファイナンスにより、当社または当社がアセットマネージャーとして開発や運営に関わる施設案件において、資金調達手法の多様化と安定化が期待できるとともに、事業を通じた持続可能な社会の実現に貢献できると考えております。
発行実績
調達金額 | 件数 |
|---|---|
3,830百万円 | 12件 |
(2025年8月末時点累計)
サステナブルファイナンスに係るフレームワーク
グリーンローンフレームワーク
本フレームワークは、物流施設投資における 3 段階(企画・開発・運用の各段階)の負債性調達を対象としたグリーン性の評価を目的としたものであり、調達資金は環境に配慮したコールド型倉庫・ドライ型倉庫に係る新規投資またはリファイナンスに全額充当されるものです。
KPI
- CASBEE 評価認証で A ランク以上の取得
- 再生可能エネルギー利用、自然冷媒(CO2)の採用
- 各種自然保護・環境規制法の遵守や物流効率化法への対応
ソーシャルローンフレームワーク
当社は、2022年9月にグリーンローンフレームワークおよびソーシャルローンフレームワークを策定し、それぞれ、格付投資情報センター(R&I)から、「グリーンローン原則」および「ソーシャルローン原則」に適合している旨のセカンドオピニオンを取得しています。また、2023年3月には、サステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークを策定し、国際資本市場協会(ICMA)のサステナビリティ・リンク・ボンド原則(2020)、国際ローン市場協会(LMA)のサステナビリティ・リンク・ローン原則(2023)、および環境省のサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022年版ならびにサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022 年版に適合していることについて第三者評価をR&I社から取得いたしました。
今後、本フレームワークを活用したファイナンスにより、当社または当社がアセットマネージャーとして開発や運営に関わる施設案件において、資金調達手法の多様化と安定化が期待できるとともに、事業を通じた持続可能な社会の実現に貢献できると考えております。
サステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワーク
日本における2050年カーボンニュートラルに向け、総合物流施策大綱において物流業界は「持続的な地球環境を作り上げていくため、物流産業における低炭素化・脱炭素化やゼロエミッションの確立に向けた取組など、環境対策についても最大限取り組む必要がある」としています。SDGsや脱炭素などの社会課題に対する取組の高まりを踏まえ、当社は中核事業の 1つである物流事業において、高付加価値の環境配慮型物流施設開発などを手掛けており、開発する全ての物流施設で環境認証の取得を目指しています。
KPI
- 物流事業における新築施設の環境認証取得ランク