社員インタビュー
管理本部 広報・IR部
シニアヴァイスプレジデント
2020年1月入社
前職:ウエディング関連企業、不動産企業など
Q.霞ヶ関キャピタルに入社する前は、どのようなお仕事をされていましたか?
大学卒業後はウエディング関連企業に入社しました。ウエディングの他にも、レストラン、コンサルティング業務を展開する企業で、ゆくゆくはサービスコンサルティング部門の仕事をしてみたいと考えていたんです。しかし、最初に配属されたウエディング部門でのセールス兼プランニング業務がとにかくハードで……。土曜と日曜がメインの仕事の上、平日の夜も連日お客様との打ち合わせ。人生に一度のイベントをお手伝いできるやりがいはあったものの、長く働くには体調と体力面に不安を覚えて転職をすることにしました。
その後は、不動産業界へ転職。もともと家の間取り図を見るのが好きだった事もあり、住居の不動産管理会社で楽しく働けるのではと考えました。ここではオーナーとの交渉や入居審査・契約までを一貫して担当。仲介業者への営業なども経験して住居の賃貸に関する仕事は一通り覚え、3年ほど勤務した後に、次のステップを考えるようになりました。
次に勤務したのはグループ企業が展開する商業施設を取り扱う不動産管理会社。前職で「不動産の仕事って面白いな」と感じていたので、賃貸業務だけでなく不動産売買など他の業務ももっと学んでみたいと考えての転職でした。希望通り、ここでは土地の取得から、物件売却、店舗の賃貸契約など幅広い業務に従事し、所有物件のアセットマネジメントにも携わりました。
Q.入社のきっかけを教えてください。
前職に3年ほど勤務し、他の不動産アセットについても学びたかったのと、自身のステップアップのために転職を考えるようになりました。その中で出会ったのが、霞ヶ関キャピタルです。最初は求人情報を見てもカタカナの専門用語が多くて、業務内容の半分ほどしか理解できませんでしたね(笑)。ただ当時、「ジュニアクラス」という採用枠があって、そこなら学びながら能力を高められると知り、転職を決断しました。
これまでの経験から「健康的に働いて、生活していきたい」と思っていた私にとって、霞ヶ関キャピタルは福利厚生も魅力的でした。休日日数や休みの取りやすさ、残業時間、各種手当などを確認し、「ここなら大丈夫そう」と思うことができました。現在、入社5年目。これまで何度か転職をしてきましたが、ここはとても働きやすい職場環境です。
Q.これまで、どのような仕事を手掛けてきましたか?
入社当時は、開発事業部でホテル用地の仕入れなどに携わりました。ジュニアクラス採用でしたが、早くから自身でも営業に出向くOJTスタイル。まだ分からないことも多かったので、途中でミドルバックにしてもらい、事務の仕事も勉強しながら営業に出るようになりました。会社自体はベンチャー感が強く、「マニュアルも制度も整備途中の若い会社で働いているんだな」と感じていたのを覚えています。
しばらくして情報開発部に異動。各部署が抱える案件情報を集約してシートにまとめ、その整理や管理を一括して担当する仕事に携わるようになりました。またここではFAXやメールを活用した反響営業も経験しました。
2021年3月からは、今の広報・IR部に異動し、IRをメインに取り組んでいます。営業部の成果を投資家や株主に開示していくのが主な仕事です。適切に情報を開示するために、東京証券取引所のガイドブックを片手に東証担当者に電話したり、関連部署に相談に乗っていただきながら書面を作成していますが、元となる営業部サイドからの情報収集にも力を注いでいます。未経験業務なので日々学ぶことも多く、現在も協業する企業とのコミュニケーションを図りながら、自社の情報発信に尽力する日々です。
Q.どんなところに、仕事の面白みを感じますか?
IR業務はその発信内容が株価に直接影響する責任ある仕事。そこが面白さとやりがいであり、難しいポイントでもあります。大切にしているのは、情報が予期せぬ伝わり方をしないようにすること。言葉や文章は、受け取り手によって解釈が違いますよね。ポジティブな内容として出したリリースが、マイナスの意味で伝わってしまったり、情報を受け取った記者が別の方向性で発信してしまったり。そういったことが発生しないよう文面には細心の注意を払い、電話対応にも気を配っています。
そんな中で情報発信の受け取り手との齟齬を防ぐために私が心がけているのは、できるだけいろいろな人の話を聞き、多角的な視点を持つこと。同じ情報に対して、社内でさえ異なる意見は出るものです。だからこそ多様な人から幅広い視点を取り入れ、情報の伝え方を吟味して発信することの大切さを、日々かみしめています。
充実感、喜びを感じるのは、自分が作ったものが世の中にリリースされた時。決算説明会資料がまさにそれですね。作成には大変な苦労もありますが、内容や表現方法について考えを巡らせている時間が私は好きなので、その過程を楽しんでいます。また、リリース後に機関投資家との面談やウェブサイトのお問い合わせフォームから寄せられた個人投資家からの声などを通じて、好意的なフィードバックを目にすると、達成感を得られますね。一方で、分かりづらいと指摘され、ダメージを受けることもありますが、それも勉強です。
Q. どのような人と一緒に働きたいですか?
変化に富み、スピード感のある会社なので、柔軟性の高い人がマッチしていると思います。新しいことに挑戦し続けたい人におすすめです。どんどん新しい仕事が生まれ、挑戦する機会もあるので、仕事に飽きるということがありません。私自身、入社2年目に広報・IRという未経験の仕事に就きました。日々、勉強することばかりですが、これまでの不動産知識を生かせる部分もあり、責任ある仕事なのでやりがいは十分です。
発展中の広報・IR部ではメンバー同士連携することで休みも取りやすくなり、フレックス制度も活用して、とても健康的なワークライフバランスが取れた働き方ができています。
今後はもっと積極的に攻めた発信をしていかなければと考えています。企業価値を守り、さらに向上させられる魅力的なIRができるよう、一緒に走ってくれるメンバーを求めています。
Q.今後、実現したいことや目標などはありますか?
IRの領域では、会計やスキームにおける知識をより向上させ、投資家、メディアなどから深く複雑な質問が来ても、しっかりと答えられるようになりたいですね。
また、事業や業績をもっと分かりやすく発信できる方法や、ツールも考えていきたいです。事業展開にスピード感があるゆえに、タイムリーな情報発信やコンテンツの制作が難しいのですが、魅力的な広報・IRのためにぜひ検討していきたいです。
Q.あなたにとって、仕事とは?
日常であり、生活の一部。だからこそ、できる限り面白いものであってほしいと思います。私自身、飽き性で常に面白いものに向き合いたい性格なので、何もしていない時間、変化がない時間は苦手なんです。新しいことに挑むのは大変ですが、これからも霞ヶ関キャピタルでさまざまなことにチャレンジし続けたいです。
(2024年5月掲載、記載内容は同年2月時点のものです)
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